太極拳とカンフーのブログ『天天練功夫』

ある指導者の、あれこれ武道に関する日記です

連綿不断

太極拳の中には、”連綿不断”又は”相連不断”という体の使い方があります。

最近、特に感じるようになりました。

言葉の意味としては、自然界の状態を表すことが多いようです。

例えば、山が延々と続くとか、河の流れが長く続いている様子などです。

このように太極拳も、山や河の流れのように止まらずに行いましょう、ということです。

自分が思うには、これこそが太極拳の最終の極意ではないでしょうか。

太極拳の動きはは違う動作(技)の繋がりで、スピードは均一でゆっくりのため、動作と動作の間の繋がりは大変面白いものです。

この繋がりが上手くいけばすべてよく、内外の新陳代謝や精神統一ができて、最高の太極拳になります。

では、このようなことは出来ることなのでしょうか。

これは特殊な能力ではないので、練習すれば誰でもできます(もちろん、練習しないとできません)。

さらに、続けて流れていくものとは何でしょうか。動作でしょうか。

段々と難しくなってきました

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