太極拳とカンフーのブログ『天天練功夫』

ある指導者の、あれこれ武道に関する日記です

来日した両親と、京都府宇治市にある萬福寺に行きました

過日、宇治市太極拳協会・会長の水谷弘子先生にお誘い頂き、来日中の両親と、京都府宇治市にある黄檗萬福寺へ行きました。

 

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水谷先生のお計らいで執事の中島知彦(ちげん)師をご紹介頂きまして、ご丁寧にぐるりと境内を案内して下さいました。

 

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萬福寺は、承応3年に中国から来日した隠元禅師が創建した禅寺とのことですが、中国つくりの建造物が自然を背景に映える、異国情緒のある美しいお寺です。
お経も中国語で読まれる独特なもので、法式も中国からのものを忠実に継承しているそうです。

 

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中でも清時代の仏師・范道生が彫った十八羅漢像が素晴らしく、中国でも珍しいもので日本で見られるとは思ってもいなかったので、大変感動しました。
又、十円玉で有名な平等院へも行きましたが、清々しい空間のなか金の鳳凰が凛と輝いていて、日本の寺院独自の美しさに心が癒されました。

 

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 お昼は、宇治市日中友好協会事務局長の矢野友次郎先生とご一緒させて頂き、宇治市太極拳協会さんのお話や、研究会のこれからの活動について等々、様々なお話をして有意義な時間を過ごしました。

 

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中国から来ている両親と私にとって、普段触れることの少ない日本と中国の素晴らしい文化を体験でき、その中で日中友好の為にご尽力されている先生方との交流が出来たことは、とても嬉しいことでした。
雨の中にも関わらず、一日お世話になりました水谷先生を始め、先生方に心より感謝申し上げます。
 これからも中国武術太極拳といった文化を通して、皆様に楽しんでもらえるようなイベントをご一緒に出来ることを願い、日々精進していきたいと思います。
 

 

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 ▲ありがとうございました。良い思い出となりました。非常感謝!