太極拳とカンフーのブログ『天天練功夫』

ある指導者の、あれこれ武道に関する日記です

気について

武術では気という言葉をよく使います。

気が通ってないとか、気が出ていないとか、などなど。

しかし気は見えないし、感じることも難しい。

逆に考えて見ますと、気が出たらどうなるでしょう。

それが形として見えるでしょうか。

またこの気という言葉はどこから出てきたでしょうか?などの疑問がわきます。

気という言葉は中国の陰陽思想に出ているようです。

この思想では自然界において全て陰と陽という二つの気で構成しています。

人体において血液の循環なども気によって行われているといっています。

そして古代中国人はこの考え方に従って、人の生命現象を説いているわけです。

いずれにしても気というのは直感的に言えるのは一種のエネルギーで、何か推す力があるようです。


自然界の気について、陰陽師ではありませんので詳細はわかりません。

しかし武術では体を使いますので、きっと体と関係しているに違いない・・・。

続く。