夏休み明けの子どもカンフー、果たして練習の成果は?
今週のお題「暑すぎる」より
小学生達の、暑すぎる、そして短すぎる今年の夏休みが終わりました。
このコロナ禍、夏休み真っ只中でもカンフー教室の練習はありましたが、なんせ暑すぎる!
子どもは太陽の子、と誰が言ったのか?
こう暑すぎると、色んなことに身が入りません。
それは、夏休み明けの学校が始まったとしても同じ、さして変わりません。
子ども達は休みであればある程、自由闊達となり、
友達と遊んだり、
キャンプにいったり、
映画を観に行ったり、
漫画三昧をしたり、
たっぷりゲームをしたり、
夜更かししてこっそりYouTubeを観たり(何観てんの?)、、、
中には、受験の為の塾通いの子もいたり、
そして宿題もあります。
で、、、カンフーの練習は?
出来るわけがありません。
A君:家では全然練習していません
Bちゃん:せっかく覚えた武術の型を、すっかり忘れてしまいました
C君:用事で教室に遅れてきて、練習に身が入りません
D君:休みの間はおばあちゃんの家へ行っていたので、練習できていません
Eちゃん:全くやる気になれません
う~~ん、、、皆下手くそになっています💦
先生は工夫したいと考えます。
どうしたら、夏休みでもお家でも、自主的に練習をしてくれるのかな?
でもなんせ、こう暑すぎると、、、
しばらく様子を見てみようと思います。
(別にいいんじゃないか?コロナもあるし、夏休みは少ないし、来年までの大会も無くなったし、目標もはっきりとしないし、無理してやらなくても、せめて教室に来てくれる時に頑張ってくれれば、また身が入る時を見計らって背中を押していけば、、、)
とか、考えたりしてしまいます。
たかだか1週間に1時間の一文化教室です。
甘いのでしょうか?
親御さんに怒られるでしょうか?
そんな中、F君、最近カンフーを頑張り始めました。
自主的に家で練習してるみたいです。
なんで?
嬉しいぞ!!
(そういえば最近、試合に出ることを重点にした練習はやめることにしたな。
集中してなくても、あまりうるさく言わない様にしたな。
型の練習ばかりじゃない、楽しい授業を心掛けているな。その成果かな?
いやいや、 F君の機が熟したのか?楽しくなってきたのか?燃えてきたのかな?)
『鉄は熱いうちに打て!』
やる気のある内が花です。
とうとう、別口で行っている教室にも来てくれるようになりました。
自分から一所懸命練習しています。
親御さんも嬉しそうです。
去年のF君からは想像もつきません。
上達の道が見えてきました。
そして、
G君:わき目もふらず、教室で一人黙々と練習しています。
H君:2日に1回は外でカンフーの練習をしているようです(親御さんが計画を立ててくれています)
I君:最近入会したばかりですが、最初はお母さんに「絶対やらないからな!」と渋々通い出したのに、今は「カンフー楽しい」と心待ちにして通ってくれているようです
Jちゃん:塾通いにも関わらず、新しい武術の型を頑張って覚えています
K君:新しく武器をやり始めたので、興味津々で張り切っています
色々ですね。暑さは結局関係ないかも。
でも、うるさく善し悪しは言っていません。
常に練習しなくても、教室では頑張ってもらおうと指導していますので、身体作りの為にはそれぞれのペースでも全然良いのです。
それにいつも頑張っていないわけではないし、〝それぞれに集中している時がある〟のです。
そして、大半の子どもは自分からは中々練習できないのが現実です。
そこを自ら進んで練習してもらえるように、押したり引いたり頑張るのが先生の仕事ですから。
そう考えると、私はまだまだ未熟者です。
自ら練習してもらえるには、小学生にとっては『面白さ』が鍵となるでしょうか。
上達が楽しい、面白いと思ってもらえるように、プラグラムに工夫を凝らして頑張っていきたいと思います。
暑い中、最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
謝謝!
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