今週のお題「傘」〝健康〟と関連付けると・・・?
今週のお題「傘」
雨の日も、晴れの日も。
「傘」というと、
晴れの日は、雨が降ってくると想定して持っていく物、あれば心強いもの。
雨の日は、濡れない為にさしていく物、とても役立つもの、ですね。
では、「傘」を〝健康〟と関連づけて考えてみましょう。
晴れの日=健康な時は、健康についてなんかあんまり考えませんよね。
そして雨が降る=不健康になるなんて思わないことが多く、でも雨は突然、または徐々に降ってくるかも知れません。
そんな時、傘=健康的な身体を備えておけば、とても心丈夫です。
私たちは、いつも何かに備えて準備しておくことなんか出来ないかも知れません。
でも、やっておけば良かった!という後悔は結構ありますよね。
そういう私も、数々の場面で後悔するうちの一人です(苦笑)。
ですが、太極拳などの「健康」を目的としたスポーツを指導している立場からいうと、健康について皆さんにもっと関心を持ってもらいたいな~、という場面に出くわすことが結構あります。
例えば、イベント講座などで初めて太極拳を体験される方に指導をしていると、やはり体が硬くて全然動かないといったことが多かったりします。
上手く動かせるということまでは求めていなくても、本当にちょっとした簡単な一つの動作ができないとか、色々。
でも、考えなくても当たり前でもあるのです。〝初めて〟「太極拳」の動作を練習する訳ですから。
ここで一つ、中国に古くから存在する太極拳とはどういったものでしょうか?
それは、武術家が歳をとって作った、武術の動作を用いた健康の為の運動なのですが、優れた武術家が若い時に出来ていた武術の動きが、年齢を重ねるうちに出来なくなって如何に健康を保とうかと考えて編み出されたものです。
太極拳は、身体を使って得てきた数ある経験や知識から生み出された、実に上手くでき上っているもので、健康のための動きの集大成といった感じです(何がどう集大成なのか、又ゆくゆくご紹介できればと思います)。
そしてその動作は、身体の様々な筋肉や関節をくまなく使って動くように出来ている、非常にバランスの取れたものであり、各々の身体能力に合わせて無理なくできるといった優れた利点があります。
そして、話は戻りますが、
初めて太極拳を行ってみて理解の早い人は、簡単に見えるのにこんなに出来ないとは、でも初めてなので出来なくて当たり前だから自分の健康の為に運動をしよう!という思いに至ったりします。
そうした方は素晴らしく、本当に実践して(太極拳をとは限りませんが)、ますます健康になっていくことが出来たりします。
でも人によっては分かってはいても、それに掛ける時間がない、余裕がない、ということもあるのは当然で、だからこそ、そうした方には一日のうちに是非5分でも良いので、身体を動かす時間を持って頂きたいと思うわけです。
何も、普段運動をしていない人をけなしている訳ではありません。
指導者として、皆さんの身体の健康状態が本当に心配になることがあるということなのです。
そして、たまに要注意な方がおられるのですが、せっかく体験に来たのに他者の目が気になって出来ない、人と比べたら恥ずかしい、と感じられて途中で止めてしまう方です。
そうした方にこそ自分の心と身体に目を向けて頂いて、人を比べることなく、気軽に身体を動かす楽しさを知って頂きたいと思うのですが、、、
指導者としての腕前や人間力がまだまだで、中々難しく感じることもあります。
また、人それぞれペースというものや時期もありますから、それ以上は強要しません。
ですがご自身に合った運動法を見つけて、健康の為にゆっくりでも試して頂けたらと思っています。
そして、もう一つ、
究極にいうと別に「傘を用意する=健康な身体を備えておく」という必要もないとも言えます。
例えば病気になったり不健康になってから、健康を見直すということだってあるのです。
別に脅しているわけではないのですが、
起こってからでないと、考えたり対処しないこともあるのです(そんなことは世の常人の常で、沢山ありますよね)。
物事は裏表一体であり陰と陽ですから、どちらの面からでも学ぶことはあるのです。
でも、出来れば、日々を気持ち良く過ごすために「傘=健康」を備えておいた方が良いように、私は思います。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
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