カンフー前のストレッチについて
長拳などのカンフーの練習をする時に、ウォーミングアップを行うと思います。
ウォーミングアップの内容は主にストレッチで、その最大の目的は柔軟性を高めて、怪我の予防と疲労回復です。
その他にパフォーマンスの向上もできますが、健康維持という目的でレッスンをする場合は、そこまで行う必要はないと思います。
ストレッチとは〝伸ばす〟という意味で、スポーツの場合は筋肉を伸ばすということになります。ではストレッチにはどのような種類があるでしょうか。
主に動的と静的ストレッチがあります。(その他にも色々あります)
静的ストレッチ スタティックストレッチ
動的ストレッチ①ダイナミックストレッチ
②バリスティックストレッチ
静的ストレッチはよく分かりますが、動的ストレッチの①②の違いはどうでしょうか。
結論から申しますと、2つの最大の違いは〝反動〟ですね。
身体が脱力している状態から、いきなり速いスピードで筋肉を伸ばすのが②番です。
これはやるタイミングによっては、怪我の恐れがあると言われています。
逆に言えば、パフォーマンスの向上も期待できます。
では、①では反動をつけないのかと言ったら、そうでもないですね。
要するに反動の強さだと思います(youtubeで色々UPされているのでご確認を)。
例えば、片足を前にして重心を置き、後ろの足を伸ばしてアキレス腱の動的ストレッチを行う場合、小刻みにすると怪我をし易いと言われているようですが、体を温めてから反動を強くしなければ、怪我はしないと思います。
実際にずっとやって来ましたが、怪我をしたことはないですね。
それから行うタイミングですが、
運動開始前はやはり、軽い足踏みとかジョギングなどで体を暖めてからストレッチをした方が良いかと思います。
いきなりのストレッチはどうでしょうか。
ウオーミングアップや、ストレッチが必要ないという考えもあるようですが、、、
私はとても大事だと思っております。
徐其成中国武術研究会・公式サイト:https://www.jyokanfu.com/