太極拳とカンフーのブログ『天天練功夫』

ある指導者の、あれこれ武道に関する日記です

『解毒ックス①』

『解毒ックス①』
 
人は古来から自然と共に生き、大いなる循環の中で調和して生かされている存在です。
そして日々大地からの食物の恵みをいただき、そのことによって身体はつくられ、健康的な生活を送っています。
そしてその人の体は、体の中に悪い物を取り入れてしまった場合溜め込まないように、自然と浄化され治癒できるように成り立っているようです。
例えば、寒気が体に入るとお腹を下して解毒したり、熱を出して体内に侵入したウイルスを追い出そうとしたり、環境の変化に応じて体温や自律神経を自動的に調整して適用しようとしたり、等々、、、そうしたことを沢山備えています。
それは自然と共に生き、その中で培われてきたからこそ、人間の体が意識せずとも行える当たり前のことのようです。
 
ですが今のこの現代ではどうでしょうか。
大地からの食物を自然な形でいただけているのか、またその中で私たちの体の自浄作用は果たしてきちんと働いてくれているのか、ふと疑問がわきます。
確かに、今は何にしても便利な世の中になりました。
文明や科学技術もすごい勢いで発達し、そのことにより人間はより豊かになったとされていますが、、、本当にそうでしょうか。
本当に私たちは心身共に豊かで、幸せで健康になっているのでしょうか。
 
私は最近恥ずかしながら、一番大切なことである食物の安全性が危ぶまれていることを知り、そのことについて考えるようになりました。
今まであまり考えずにいた、農薬や添加物、遺伝子組換え食品のこと等についてです。
 
専門家やジャーナリストが調べたデータ等によると、日本の食物の農薬使用量は中国、韓国に次いで世界で第3位だそうです。
その農薬の中でも、人体や環境に大変悪いとされるネオニコチノイドやグリホサートといわれる農薬の使用料は世界中が禁止しようと動いている中、日本政府は残留基準値を最大で約2000倍に緩和したそうです。
その他に、食品添加物に関しては厚生労働省が認可しているものは約1500種類にのぼり、これは20種程度しか認められていないイギリスの約70倍、欧米では以前から禁止されているものも多く含むとのことです。
そして、一般のスーパーに売られている食料品の約6割は、安全性が疑われている遺伝子組み換え原料のものだそう。
さらに昨年の種子法廃止により、これからは国内産であっても主食であるお米や麦・大豆でさえ、猛烈な農薬漬けの遺伝子組み換えのものに変わっていくことになるかも知れないとのこと。
またそれに加え、最近はゲノム編集の食物の安全性に関する話題も出てきましたし、水道民営化による水質悪化の問題も懸念されています。
それから、それから、、、
あげ出したらきりがない程です。
 
それにしても、これら食の安全性が疑われることが事実なら、こうした物を毎日食べたり飲んだりしても人間の身体は自然に自浄して健康的に生きていけるものでしょうか?
何が善悪で本当のことなのか、どの情報を信用して選択するかは、いずれも自分で調べてみて理性的に判断することが大事だと思いますし、各々の責任のもとで自由ではありますが、、、
個人的にはなるべくそういったものは口にしたくないというのが、正直なところです。
ですが今までも散々食べているでしょうし、これかも知らないうちに摂ってしまうこともあるのでは。
何より、気にしすぎると食べるものが何もなくなってしまう。
では、その中でどのように心身共に健康的に毎日を送っていけば良いのでしょうか。
 
意識的に解毒して生きていくのも、一つの方法だと思います。
私の場合は太極拳を教えているので、まず思いつくのは体を動かすということでしょうか。
長年教えてきて実践してきた者としては、太極拳や氣功などの運動は、デトックス作用にとても適しているものだと言えるということです。
太極拳でいえば、途切れることのない流れの中で行う運動により、体内の氣血の循環が促されて余計な物が排出されます。その上での呼吸法により心身がリラックスできて、相乗効果も期待できます。
武術もそうですね。集中して運動することで汗をかき、心身ともにスッキリし、デトックスされるものが多いですね。
もちろん、そうした種類以外の運動も、大変良いと思います。
要は、適度な運動をすることにより新陳代謝が促され、新しい血液がつくられて免疫機能が活発となり、成長ホルモンも出て病気に対する抵抗力が高まります。
また、筋肉がつくことにより疲れにくくなり、活動する時間も長くなって、結果的に良い循環が生まれ生活の質を上げることができます。
どのようなものにしろ、自分に合っていて無理なく楽しく行うことができて、習慣化できる運動がお勧めですね。

 

そしてその他に、運動以外にはどんな方法があるでしょうか。
(②へ続く・・・)
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まだまだ勉強中、思考錯誤中です。もちろん別の考え方もあると思いますが、一つの考え方として実行していければと思っています。