太極拳とカンフーのブログ『天天練功夫』

ある指導者の、あれこれ武道に関する日記です

立命館・孔子学院にて『太極拳レッスン』を開催しました

先日の土曜日、京都立命館孔子学院で『楊式太極拳』体験レッスンを行いました。
この日は、太極拳を行うのに打ってつけの爽やかな朝でしたが、沢山の方にご参加頂き盛況にて開催することができました。
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最初に準備運動として中国古来の健康体操である導引(ドウイン)保健功を行い、まずは体をほぐしてから、楊式太極拳の動きをピックアップして、短い時間内にどなたでも動けるようなプログラムを行いました。
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楊式(ヨウシキ)太極拳1800年ごろの清の時代に、楊露禅(ヨウ・ロゼン)先生により創始されましたが、日本で最もよく行われている24太極拳のベースとなっているものです。
この太極拳は、円を描くように手足を同時に大きく動かすのが特徴ですが、無理なく継続することによって体全体の巡りが良くなり、動的バランス感覚が養われ、関節内環境の改善、内臓機能の向上などがのぞめます。
それにより基礎体力が上り、さらにリラックス効果により脳の活性化や心の安定をはかることにも一役買います。
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太極拳は初めてという方も多く始めは難しいというお声もありましたが、最後は皆さま体が良く動き、活き活きとした表情でスムーズに行えるようになっておられたのが印象的でした。
是非これからもこうした連続性のあるゆったりとした運動を続けて行っていただき、健康や生活の質の向上をはかってもらえればと思います。
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ご参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。また今回もお世話になりました学院スタッフの皆さまに感謝申し上げます。
太極拳の魅力を少しでもお伝え出来ていたら何よりですが、共に心地良い時間を過ごすことができて、とても嬉しかったです。
これからも太極拳を通して、心身の健康に役立つような楽しいレッスンが行えるように精進していきます。
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▲最後は楊式太極拳の模範演武を行いました。お集り下さった皆様、本当にありがとうございました!