立命館孔子学院〝太極拳理解講座〟第二回目
5月30日、「立命館孔子学院・中国理解講座」にて〝太極拳体験講座〟の第ニ回目を開講しました。
今回は前回と同様に、易筋経(えききんきょう)と、新しく陳式(ちんしき)太極拳を行いました。
陳式太極拳は、5種類の太極拳の中で最も動きが複雑なものですが、初めて行う方でも出来るように、動き易い簡単なプログラムで行いました。
陳式太極拳の特徴は〝纏絲頸(てんしけい)〟という体を捻りながら力を発する方法が主となっていて、運動形式としては柔らかい動きと、瞬発力を発する動きを同時に行います。
又、二種類の套路(とうろ:型)が存在し、柔らかい動きを主に行う套路は一路といい、瞬発的に力を発しながら行う套路は二路と言います。
この二種類の套路には新架(新しい形)と老架(古い形)があります。
今回は両方を用いて、独自の套路を作りました。
こうした運動は普段使っていない筋肉などが使われ活性化する為、体の健康維持に更に効果を発揮します。
何より、太極拳の中でも激しい動作が多い為、武術としての体の使い方を実感できる楽しさがあります。
今回お越し下さった皆様も、初めは少し難しいと思われたようですが、最後は大変上手く、スムーズに動作を行い体を使うことが出来ていました。
その様子を見て、大変嬉しく感じました。
ご興味を持って熱心に受講して頂き、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
又こうした機会を与えて下さり、ご協力頂いた孔子学院の皆さまに、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
非常感謝!!