太極拳とカンフーのブログ『天天練功夫』

ある指導者の、あれこれ武道に関する日記です

覚える

太極拳の練習で皆さんにとって一番大変なのは覚えることですね。
一般的な考えでは覚えてから、実行しましょうということが多いですが、
スポーツや太極拳にこのやり方ではうまくいきません。
太極拳の動きはさまざまな運動能力の上に成り立っています。
ゆっくりに見えますが実は沢山の筋肉と関節を使っています。
この考えで行きますと何等かのスポーツの経験のある方は
比較的に早く覚えられます。
つまり、脳からの命令を筋肉や骨などの運動器官が実行してくれないと
体が動かず、覚えようとしても実際の体験がないので脳に印象が残りません。
そのために太極拳のみならずスポーツをやっている人々は日々の練習が
大事なこととなります。
 
太極拳を早く覚える方法は練習です。つまり練習⇒忘れる⇒練習⇒忘れる⇒練習、、、、、、、、。
このように繰り返していく内、段々早く覚えるようになります。
脳で覚えてからではなく、体を使いましょう。
そういえば、内の教室ではそういう悩みはあんまり問題にしていませんね。
べつに覚えないとあかんということはないと思います。
 
太極拳を始められた方はとにかく楽しく体を使いましょう。
 
●徐言偉の(名言すみません偉そうに名言とか何とかいっちゃて):
「教室へ行くのは覚えるためではなく、体を動かすためであります。」